西丸尾の家がいよいよ始まりました。
先ずは、地盤の事前調査からスタートです。
家を作る時に手順としては、敷地の大きさ建蔽率や容積率、用途地域の確認等をして、プランニングを進めて行きます。プラン確定後、構造設計等を行います。そこで『地盤の事前調査』が必要になって来ます。
家というものは、いくら頑丈な家を設計してもそれを支える地盤が弱ければダメです。軟弱な地盤が家を揺らし倒壊に繋がります。プリンの上に家が建っているイメージです。
『地盤の事前調査』をすることで、計画段階でその土地周囲の特性を読み取り、強固な地盤か?軟弱な地盤か?補強はどの程度必要なのか?
それらの得た情報を構造設計に反映させ、地盤と構造の整合性を合わせて行きます。
手順としては前後することもありますが、今回は建て替えということもあり、まず地盤の事前調査を行いました。
スウェーデン式サウンディング試験という調査方法です。簡単に言いますと先端の尖った杭に回転と重量を掛けどの位置に軟弱な地盤があるのか?岩盤はどうなのか?などを調べます。
お施主様にも事前に聞いていた通り、周辺地盤は富士山が噴火した時の溶岩の押し流しがあり、地盤的には問題はありませんでした。次は既存の建物解体後にプランした家が建つ場所で再度調査を行い確認を行います。
今回の構造設計は「Ms'構造設計」の佐藤実先生(超有名な先生なんですよ)そして、地盤調査や保険、構造と地盤の整合性の確認を「ソイルぺディア」さん(こちらも超有名です。)にお願いしております。
この超強力タッグにより地盤と構造設計を行っていますので、近年多い地震への備えある家が出来ています。私も何ら心配もなくお任せ出来ています。
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